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受験コンサルタントが語る、成績が伸びる生徒・伸びない生徒の特徴!

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受験において合格・不合格を分ける特徴とはなんでしょうか


どうも、髭メガネです。

私はこれまで個別指導塾にて、様々な受験生を指導してきた経験があります。

受験生を指導していると、最終的に受験に合格する生徒と、残念ながら受験に失敗してしまう生徒にどうしても分かれてしまいます。

全員が全員、第一志望校に受かるのはなかなか簡単ではありません。

その中で、最終的に合格した生徒と失敗した生徒は、結果の報告を受けたときにある程度予想通りにいくものです。

なぜなら、本番の合否については、そこに至るまでの過程で、それぞれの生徒の行動にある傾向があるからです。

今回は私の経験から、こういう生徒は成績が伸びて最終的に第一志望校に合格し、こういう生徒は成績に伸び悩み最終的に滑り止めですら落ちてしまうという特徴をそれぞれ紹介していきます!

成績が伸びる生徒の特徴

行き詰まったときに自分なりに工夫できる

例えば暗記科目で上手くいかなくなる時期は誰しもあると思います。

「8割手前までは取れるけど、それから先には点が伸びない。」

「英単語の暗記が最近調子が悪く、定着しづらくなった。」

などです。

そんなとき、伸びる生徒は自分なりに工夫して、できるようになる方法を模索します。

自分なりに勉強法を試行錯誤する過程で、その単元や科目の記憶が定着していくので、成績も伸びやすくなります。

可能な限り自習室を利用する

学校が終わってからすぐに塾へとやってきて、閉館時間まで自習室で勉強をしている子には、伸びる生徒が多いです。

結局、集中して勉強できる環境を求めるのであれば、塾の自習室が一番良いでしょうし、そもそもその環境を欲しているということは、自分の中でしっかり集中して勉強したいという向上心があるからに他なりません。

当然、こういう生徒は成績が伸びやすいです。

計画をやりきることができる

自分で立てた、もしくは塾の指導の中で立ててもらった計画を、しっかり「やりきる」生徒は当然成績が伸びやすいです。

またこういう生徒は、やりきるために時間が足りないのであれば、時間を捻出するためにどうすればいいかを考えて実行できます。

結局、目標達成のために足りないものを埋める作業がしっかりできるということですね!

ゴールが「こなす」ではなく「できる」

計画をやりきる生徒は成績が伸びると言いましたが、その「やりきる」の定義が、「こなす」ことではなく「できる」にある生徒はより成績が伸びます。

例えば、AくんとBさんの二人の生徒に10ページの宿題を課したとします。

Aくんは10ページ分がとりあえず1周終わったらOKだと捉え、Bさんは10ページをどのような角度から質問されても正解できるようになったらOKだと捉えるとします。

この場合、どちらの方が成績が伸びるでしょうか?

当然、Bさんの方が成績は伸びやすいですよね。

実際、受験勉強においては、AくんやBさんがそれぞれ二極化します。

Bさんタイプで「できる」ことをゴールにすれば、あなたも成績が伸びると思いますよ。

他人からの指摘を素直に聞き入れる

受験勉強とは、突き詰めれば「できないことをできるようにする」作業の繰り返しです。

その作業の中で、どうしても自己流のやり方では解決できない場合、誰かの助言に素直に従うことのできる生徒は成績が伸びやすいです。

数学でも、「図をもっと書いてみたら?」という一言をきっかけに数学の成績が爆上がりするなど、言われたことをやってみるだけで、見える景色が変わるものなのです。

自己分析ができる

成績が伸びる生徒は、自己分析がしっかりできます。

受験勉強における自己分析とは、「志望校と現状の自分との差」を客観的に分析できる力です。

この自己分析を、教科ごと、単元ごとに出来る生徒は成績が伸びやすい傾向にあります。

さらに、この自己分析を「行動」に落とし込んでできるとよりGOODです。

どういうことかというと、自分の志望校に受かった人やライバルは、こういう行動を取るだろうか?と考えられることです。こういう考え方ができるようになると、今スマホを触っている時間は第一志望校合格にふさわしいのかどうかが気になり、結局は机に向かって勉強するという行動を取れるようになります。

基礎を大切にする

何事も基礎が大切です。

例えば英語なら英単語と文法がわからなければ、帰国子女でも無い限り、日本人は英語を読んで理解できることは100%ありません。

いいですか?100%ですよ?

このことを十分に理解できている生徒は、隙間時間に単語を何度も見直しますし、文法もことあるごとにチェックします。

この積み重ねがあるからこそ長文を読んだときに英単語や文法でつまづくことなく、すらすらと解けて合格していくのです。

自分の言葉で言い換えられる

1日の勉強の終わりに「今日は何を学んだか?それはつまりどういうことか?」を生徒に質問することが多いです。

そのときに、「今日は◯◯をやりました、△△っていうのがあって、それはつまり◇◇ということなんです。」と、今日勉強したことを自分の言葉に言い換えられる生徒は圧倒的に成績が伸びます。

今日やった勉強が身についている証拠ですよね。

「なんとなくわかる」が気持ち悪い

問題を解いていて、「なんとなくわかる」ものに出会うことがたくさんあると思います。

成績が伸びる生徒は、その「なんとなく」をそのまま放置しません。

必ず自分が納得するまで調べたり質問したりします。

この「なんとなく」が試験で問われることはたくさんあり、その正答率が合否を分けると言っても過言ではありません。

この「なんとなくわかる」をなくす基準は「人に説明できるかどうか」です。

一度意識してみては?

成績が伸びにくい生徒の特徴

自分のやり方に固執する

成績が伸びにくい生徒の特徴は、「何度言っても同じことを繰り返す」です。

それはつまり、他者からのアドバイスに耳を傾けず、自分のやり方が正しいと思い、結果として間違っているということです。

「自分はそんなことない」と思うかもしれませんが、成績が悪い生徒はたいていこのタイプです。

そこを直さない限り、ハッキリ言って受験に成功する可能性は低いです。

受け入れて直しましょう。

自習室ではなく、自宅で勉強する

「自分は家の方が集中して勉強できます」という生徒の大半は成績が悪く、受験に失敗します。

家で出来る集中力などたかがしれています。

家族がいて、テレビがあって、スマホがあって、ベッドがあって、漫画や雑誌があって…。逆に、勉強している仲間はいなくて…。

こんな環境で集中できるのであれば、自習室に行って勉強したほうが、より集中できます。

それなのに自習室に来ない生徒が一定数いるので、本当に合格したいのかな?といつも疑問に思います。

実際、毎年の第一志望校合格者を見ると、その9割以上が普段の勉強場所は自習室でしたし、逆に第一志望校どころか滑り止めも落ちた生徒の大半は自習室に全くこない生徒です。

ルーズリーフを使用する

ルーズリーフを使用している生徒は受かりにくいです。

統計があるわけではありませんが、私はそう思っています。

ルーズリーフに重要な情報を書いていているのに、最悪なくしてしまう可能性がありますし、そもそも毎回きれいにファイリングをする時間が無駄です。

ルーズリーフを使う心理として、「すぐに捨てられる」という考えがあるのであれば、一旦ルーズリーフは置いておいて、ノートを使うことをおすすめします。

自分で決めたことをやらない

第一志望校に合格するために立てた計画をやりきれないのであれば、それは不合格に突き進む第一歩です。

決めた計画や行動をできないことは人間だれだってあるはずですが、何度も何度も同じことを繰り返すのであれば、受験ではほぼ間違いなく失敗します。

自分で決めたのであれば、やりきる努力をしましょう。

基礎をおろそかにする

成績が伸びない生徒の特徴として、基礎をおろそかにしていることが挙げられます。

単語や文法、公式の暗記は成績を上げるには必須です。

「人生にこんな暗記必要ない」などと斜に構えている生徒は、大学受験だけではなく、人生の本質を理解していません。

世の中のありとあらゆるものは、核となる基礎を理解していないと発明されません。

ゲームに置き換えて想像してみると、基本的な操作を覚えずにコントローラーをいちいち見ながら操作していては、強い相手を倒すことなどできません。また、属性や攻略方法などを覚えてしまえば、より効率的にゲームを進めることができますよね。

それとまったく一緒です。

基礎をおろそかにしていては、受験というゲームで勝つ可能性はどんどん薄れていくのです。

自分の言葉で言い換えられない

これまでやった勉強に関して、「これはどういうこと?」と質問したときに、あいまいで説明ができない生徒は、やはり成績が悪いです。

それは、自分がやった勉強が身についていない証拠です。

このケースの原因は、勉強のゴールが「範囲を終わらせる」ことになっていることが大半です。

「終わらせる」ではなく「人に説明できるかどうか」を基準にすると、勉強の質が大きく上がりますので試してみてください。

手続きや時間などの期限を守らない

用紙の提出がいつも遅れたり、約束の時間にいつも遅れてくる生徒は合格率が低い傾向にあります。

このあたりがだらしない人は、なぜだか自習室にもあまり来ず、成績も悪く、聞き分けが悪いことが多いです。

科学的に何か相関性があるのかもしれませんが、まずは約束を守ってみたら成績が上向くかもしれませんね。

自己分析が甘い

志望校と、現状のギャップを客観的に認識することが苦手な生徒は、成績が伸びにくいです。

業界にいればこんなことは当たり前の事実なのですが、当の本人にとっては理解しづらい問題なのかも知れません。

勉強をしている理由は、当面は志望校に合格するためであるはずで、志望校合格に何が足りないのかを埋めることが受験勉強です。

ここの自己分析が甘く、「今日はこれくらいでいいや」などと悪い意味で楽観的すぎる生徒は、たいてい落ちます。

その場合、一度志望校の過去問を解いてみて、理想と現実のギャップを可視化させてみてください。

あと何点上げる必要があり、そのためにはこれとこれをしないといけない、というのが少しはわかるかと思います。

まとめ

もし自分が、成績の伸びない生徒の特徴に当てはまるものがあるのなら、今すぐに改善してください。

改善すれば、志望校合格が近づきますし、しなければ合格が遠のきます。

人生、学歴が全てだなどとは一切思いませんが、学歴によって人生の選択肢が変わることはしばしばあります。

せっかく大学受験をしても良いという環境にいるのであれば、是非精一杯志望校合格に向けて正しく勉強をし続けてください!

あなたの大学受験がうまくいくことを祈っています!