髭メガネと申します。
普段は関西圏を中心に大学受験指導をしています。
いつもであれば、きちんとまとめた情報を記事として更新していますが、自分がこれまでの指導の中で考えてきたことを書いていくことも誰かの役に立つかもしれないと思って、今回はゆるっと書いていきます。
1.大学受験の指導者として思うこと
1-1:情熱を持って
毎年毎年、志望校に受かっていく子や、志望校とまでは言わないまでも自分の納得いく私立大学に合格する子には、共通する特徴があります。
それは「情熱を持っている」ということです。
「絶対に志望校に合格したい」
「今年の受験で絶対に終わらせたい」
「絶対に浪人したくない」
「絶対に家から出て一人暮らしをしたい」
など、絶対にどうにかしたい情熱があるものです。
この「情熱」が無くても合格していく子ももちろんいますが、やはり情熱が強い子のほうが合格しやすいと思います。
大学受験で合格したいのであれば、分かりやすく勉強を教えて欲しくて塾を探したり、教材を調べたりする前に、まずは「情熱」を持ってください。
1-2:他人からの指摘を一旦受け入れてみよう
「勉強とはなんですか?」とか、
「なんのために勉強するんですか?」などと聞かれることがしばしばあります。
というより、思春期には誰しも自分で考えたことがあるはずです。
人それぞれ答えは違うと思いますし、答えを複数持っている人も、まだ答えを持っていない人もいることでしょう。
私自身、いくつか答えを持っています。
そのうちの一つに、「勉強は知らないことを学ぶためにするものである」というものがあります。
ま、当たり前のことなんですけどね。
勉強は、そのことを知らないという自分を受け入れて、先生や教材から学ぶことの繰り返しです。
であれば、勉強のやり方や問題の解き方、一日の過ごし方、考え方など、指導側の指摘を受け入れることも勉強のひとつです。
指摘されたことを一回は試してみて、それが合わなかったら辞めたらいいだけの話です。
これは、上手くいかなかった方法を見つけられたという点で成長です。
かの有名なエジソンですら
「私は失敗したことがない。上手くいかなかった方法をたくさん見つけたのだ」
と言っているくらいです。
いろいろ試すきっかけとして、他人の指摘も参考にしてみてはいかがでしょうか。
もちろん、勉強に関する指導上の指摘ではなく、性格などあまりにも踏み込んだことの指摘まで受け入れることはありませんよ。
1-3:教えてもらうスタンスばかりではなく「合格のサポート」をしてもらえるように
多くの受験生にとって塾に入るということは、何かを先生に教えてもらうことを期待しているはずです。
もちろんそれも大事ですが、なんでもかんでも与えてもらうことに期待してはいけません。
全員に一様に当てはまる正解の指導など存在しないのですから。
だからこそ「教えてもらう」スタンスではなく、「合格のサポートをしてもらえる」ようにしましょう。
ちょっと小難しい話かもしれません。
しかし、合格のサポートをしてもらうために 塾に通う、学校に通うのだと考えれば、受け身ではなく能動的になります。
精神論にはなってしまいますが、お金と時間を払っているのですから、目的を達成するためであることを、自分が忘れないようにしたいものです。
1-4:継続力が大事
例えば1週間のうち1日だけ勉強を14時間してみるのと、7日間2時間ずつ勉強するのとでは、どちらの方が成績が伸びるでしょうか?
有名な学説によると・・・みたいなことを言いたいのですがなかなか見つからなかったので、私個人的な研究結果によると、圧倒的に後者、つまり毎日2時間勉強するほうです。
アメリカでの研究結果が、とかよりも自分で実験してみたので信頼できます(笑)
筋トレでもダイエットでもその他なんでもそうですが、不定期に1日だけ頑張るよりも、毎日コツコツ継続したほうが成果が出るわけです。
ダイエットとかのように、サボったらサボったで特に問題ないこととは違い、ある程度人生がかかった大学受験において、毎日継続して取り組まないほうがおかしいと思いませんか?
でも、やっぱり継続するのが難しいという人もたくさんいることでしょう。
物事を継続させることが難しいからこそ、↓↓のように「継続」に関する素晴らしい書籍もあるわけですからね。
物事を継続させるために最も簡単なことは、「他人に宣言すること」です。
「〇〇大学に合格するために今日から毎日〇時間勉強する」
「夏の模試までに日本史を全範囲2周は絶対にする」
など、誰かに宣言してしまうことで、言った以上はやらなければいけない感覚になるでしょう。
また、SNSに進捗を毎日投稿するなどすることで、より継続力がつきやすくなります。
ぜひ試してみてくださいね。