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【プロの視点】大学受験で合格すると思える人の5つの特徴まとめ【勉強法・行動編】

髭メガネ先生です。

普段は受験コンサルタントとして、
大学受験に悩む受験生のご相談に乗っています。

 

大人数に対して私が講演をするのではなく、
基本的にはひとりの受験生(+保護者)と対面します。

 

そんな中で、
「この相談内容はこの子だけではなく
多くの受験生が抱えているのではないか」

「今回お話しした内容はこの子だけではなく、
ひとりでも多くの受験生が知っていたら、
大学受験で苦しむ受験生が減るのではないか」

という場面があります。

 

そこで、このブログでは受験相談の実例を紹介していき、
ひとりでも多くの方の力になれたらと思います。

 

今回のご相談内容は以下の通りです。

今回の相談内容
  • 高3/国公立大学文系志望
  • 志望校合格に向けて一生懸命
    勉強しているのですが、
    なかなか成績が伸びません。
    志望校に合格できるか
    不安で挫けそうです。
  • プロの先生から見て、
    大学受験で合格する人には
    特徴や共通点があるのでしょうか?
  • できることから真似したいと
    思うので教えてください。
今回のポイント!
  • 大学受験で合格する人に
    共通する特徴がある!
  • 【性格・思考】【勉強法・行動】
    の2パートに分けて紹介します!
    ひとつでも多く真似してみましょ
    う^^
  • 今回は【勉強法・行動】編!5つです~
  • ↓【性格・思考】編はこちら↓

    enitijou.hatenablog.com

目次
  1. 1.合格する子には特徴・共通点がある!
  2. 2.【勉強法・行動編】合格する人の特徴・共通点
  3. 3.まとめ

1.合格する子には特徴・共通点がある!

日々受験生を見ていて、
「この子は受かるだろうな」
と思う生徒は大概合格します。

逆に、
「この子は落ちるだろうな」
と思う生徒はほとんどの確率で
志望校に合格しません。

これは、
教育現場に従事する人のうち、
キャリアを積んでいけば
ほとんどの人が
共感することでしょう。

 

では、どのような受験生に対して
志望校に合格するだろう
と思えるのでしょうか?

プロの視点から紹介していきます!

2.【勉強法・行動編】合格する人の特徴・共通点

2-1.基礎の重要性を理解している

志望校に合格する受験生は、
ほぼ全ての子が「基礎の重要性」
を理解しています。

どの科目であれ、
基礎を理解していなければ、
より難しい問題を解くことができない
ということをわかっているのです。

 

単語も文法も知らないのに、
英語の長文を理解できるでしょうか?

九九もできないのに、
微分・積分をできるでしょうか?

教科書の例題レベルを理解していないのに、
志望校の過去問を解けるでしょうか?

 

例を挙げればキリがありませんが、
何事も、基礎が大切です。

これは、社会人になってからも同じです。

 

基礎的なマナーを知らない新入社員に
大きな仕事が回ってくるでしょうか?

商品知識がないのに
お客様に正しい営業ができるでしょうか?

業界についてあまりよく知らないのに、
革新的なサービスが思いつくでしょうか?

 

もう一度繰り返しますが、
何事も、基礎が大切です。

そんなことはみんな
わかっているはずなのに、
なぜか受験勉強となると、
基礎を疎かにしてしまう人がたくさんいます。

「単語はなんとなく覚えている」
「文法の問題集は分厚くてめんどくさい…」
「難しい問題を解いた方がいい気がする」

などなど、難しいことをやる以前に
覚えるべきことがあることを、
合格する人たちはわかっています。

2-2.復習の重要性を理解している

人間は、忘れる生き物です。

見たもの、覚えたものを
全て記憶してしまっていたら
脳みそがパンクしてしまいます。

生きていくうえで不要なことは、
忘れるようにメカニズムされている
のが人間です。

 

とはいえ、受験勉強においては、
忘れるということは大敵です。

でも、人間は忘れる生き物です。

ではどうすれば良いかというと、
復習をするのです。

 

合格する子は、
せっかく覚えたことをなるべく
忘れないようにするために、
適度に復習をするのです。

でも全員が全員
復習を的確なタイミングで
することは不可能です。

だから学校では
定期テストがあるのです。

定期テストがあることで、
完全に忘れ切ってしまう前に
復習をしていくのです。

志望校に受からない子は、
自分でも復習しないし、
定期テストに向けても勉強しません。

だから、たとえ勉強したことがあったとしても、
すぐに忘れて、次にその範囲を見たときには
またイチから覚えなおさなくてはいけなくなるのです。

2-3.「こなす」じゃなくて「できる」

合格する子と落ちる子の違いは、
意識の問題にもあります。

受かる子は「できる」ようにする。

落ちる子は「こなす」

この違いはとてつもなく大きいです。

 

勉強を「こなす」ということは、
なんとなく授業を受けて、
なんとなく教材に目を通して、
なんとなく知っている状態です。

 

「知っていること」と
「できる」ことは全く違います。

人間が160キロのボールを投げられることを
私たちは知っていますが、
実際に投げることはできません。

 

この違いがわかっている子は、
参考書の解説に書いてあることを
自分で「できる」ようになるために
何度も問題を解いたり、
先生に聞いたり、
自分で調べたりするのです。

それは、
「知っている」状態から
「自分でできる」状態にするためです。

 

こういう行動をしている受験生を見ると、
当然成績は上がりますし、
そりゃ受かるだろうと思いますよね。

2-4.必要な労力をかけられる

受験勉強は、
めちゃくちゃ面倒くさいです。笑

今までできなかったことを
一生懸命覚えて
できるようにする作業です。

できれば二度とやりたくないです。笑

 

どの科目もそうですが、
問題を解いていったときに、
出来ない問題と出会うわけです。

そのときに、
受かる子はなにをするか。

・これまでやってきた教材を確認
・載っていないのであれば他の教材を確認
・わからなければネット検索
・それでもわからなければ先生に聞く

など、ひとつでもわからないことがあったとき、
多くの労力を割いて理解できるために動きます。

 

一方で、落ちる子は、
・わからない問題の解説を見る
で終わります。

で、また同じような問題で
間違えるわけですね。

そりゃそうだろ!と。

 

受かる子のように、
必要なことは労力をかけられる人は、
遠回りに見えても結果的には
成長します。

こういう動きができる受験生を見ると、
「受かるだろうな」と思うわけです。

2-5.勉強場所が一定

受かる子と落ちる子では、
普段の行動の仕方が違います。

受かる子は、
毎日同じような時間に
同じ場所で勉強をします

 

逆に落ちる子は、
毎日違う時間に、
違う場所で勉強します。

 

毎日同じ場所で勉強していると、
たまには気分を変えたくなる
ことがあるのもわかります。

しかしその頻度が問題で、
今日は学校で、
明日は塾で、
あさっては喫茶店で、
しあさっては自宅で、
その次はファミレスで、
と場所をあまりにも変えている子で、
志望校に受かっているケースは
ほとんど見たことがありません。 

もちろん全ての受験生のデータを
取っているわけではないので、
私の主観的なものになりますが、
なん千人も見ていてそうなのであれば
傾向としてはそうなのでしょう。

 

受かる子と落ちる子の違いは
勉強する場所によっても変わります。

基本的には一定にしている子の方が
合格しやすい傾向にあると思いますので
参考にしてみてくださいね。

 

合格する人の勉強法・行動の特徴まとめ
  • 基礎の重要性を理解している
  • 復習の重要性を理解している
  • 「こなす」じゃなくて「できる」を意識
  • 必要な労力をかけられる
  • 勉強場所が一定

\【性格・思考編】はこちら/

enitijou.hatenablog.com

3.まとめ

プロから見て、
「この子は合格するだろうな」
と思う受験生の勉強法や行動についての
特徴や共通点をご紹介しました。

指導・アドバイスする側の立場に
ある方なら、結構ご共感いただけるの
ではないでしょうか…?

 

もしあなたが受験生で、
これら合格する子の特徴に
一切当てはまらない、
真逆の勉強法や行動を実践
しているとすると少し心配です。

もしも今あなたの勉強が
上手くいっていないのであれば、
学校や使っている教材、
塾のせいではなく、
あなた自身の勉強法や
行動に問題があるのかもしれません。

急に変えるのは
難しいことではありますが、
受かる子の特徴を知ることは
できたかと思います。

もちろん、
今のままで合格することが
絶対に無理というわけ
ではありません。

それでも、
改善できるところがあるのであれば、
試しに変えてもいい部分が
ひとつはあるかもしれません。

騙されたと思って、
動き方を変えてみては
いかがでしょうか?

成績を伸ばしたい人におすすめの書籍

受験勉強は、
勉強だけがむしゃらに頑張っても
上手くいかないことがあります。

その場合、
まずは勉強のやり方から
見直していくことをおすすめします。

 

正しい勉強法については、
以下の2冊が個人的には
おススメです。

保護者の方が見るだけでも
かなりためになりますので
ぜひ参考にしてください!