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【併願パターン】関西大学の併願校や滑り止めでおすすめの大学は?併願戦略を徹底解説!

髭メガネ先生です。

 
普段は受験コンサルタントとして、
大学受験に悩む受験生のご相談に乗っています。
 
今回のご相談内容は以下の通りです。
 
今回の相談内容
  • 関西大学志望です。併願校が決まりません。
  • 関西大学に対しておすすめの併願校を教えてください。
今回のポイント!
  • 関西大学の併願校でおすすめなのは龍谷大学!
  • 関西大学は英語で独立した文法問題が出ないので。
  • 近畿大学は関西大学への併願には不向き。
  • とはいえ感情的なところを踏まえれば近畿大学を受験するのは妥当かな。

1.はじめに

志望校が関西大学に決まったのはいいとして、その併願校を考えなければいけません。

いわゆる滑り止めです。

 

でも、滑り止めとなる併願校の選び方を間違えてしまうと、滑り止めが滑り止まらなくなってしまいます。

また併願校選びが下手だと、滑り止めところか第一志望の大学への対策がおろそかになってしまい、共倒れ、つまりは全落ちになるリスクもあります。

 

併願校を間違えないように、一緒に学んでいきましょう^^

 

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2.関西大学の併願校としておすすめの大学は?

2-1.関西大学の併願でおすすめは龍谷大学

ポイント
  • 関西大学の併願・滑り止めにおすすめなのは龍谷大学
  • 判断ポイントは以下2つ!
  • 英語の難易度と出題傾向
  • 関西大学を第一志望とした場合の、滑り止めとしての偏差値帯

関西大学の併願や滑り止めとしておススメなのは、龍谷大学です。

理由は、英語の出題傾向が比較的似通っているからなのと、滑り止めとしての龍谷大学の偏差値帯です。

 

関西大学の英語は、読解がメインで会話も出題されます。

一方、龍谷大学の英語は読解2題・会話1題・文法1題となります。

 

龍谷大学では独立した文法問題が、整序問題として1題出題されますので、この部分は関西大学とは別で対策が必要となります。

とはいえそんなに難しくはないので、関西大学に合格したい受験生なら出来て当たり前レベルかと思います^^

また、私立専願であれば時間が足りないというのは言い訳であると思ってますので、1題だけの文法問題の対策すらできないのであれば志望校を下げる選択をされたほうがいいと思います。単語・文法すらまともにやらずに大学受験しようったってそりゃ図々しいよねと思っちゃいますね。

 

関西大学の併願・滑り止めに龍谷大学をおススメしている理由の2つ目は、偏差値帯です。

関関同立・産近甲龍・摂神追桃という偏差値帯順で見たときに、関関同立の下の産近甲龍では、近畿大学がどうしても抜けています。

後述しますが、近畿大学は関西大学に対して適切な併願校とは言えませんので、産甲龍の3大学で見たときの龍谷大学は「ちょうどいい」わけですね。

 

そういう意味で、甲南大学や京都産業大学も偏差値帯としておススメですが、関西大学との併願を考えたとき、甲南大学は日程が被りますし、京都産業大学はやや傾向が変わるので対策がもう少し必要となることを踏まえると、「おすすめ」にはなりづらいです。

 

併願校・滑り止めの大学について考えるべきは、行きたいか行きたくないかではありません。
対策に時間を要さずに合格できるかです。

そういう意味で、関西大学に対しては龍谷大学が最もおススメの併願・滑り止めの大学と言えるでしょう。

2-2.関西大学の併願で近畿大学はおすすめしない?

 併願校として考えるべきは、行きたいか行きたくないか、ではなく、対策に時間を要さずに合格できるかです。
ということを踏まえると、近畿大学は候補から除外されます

 

なぜなら近畿大学の英語では、文法問題が半分以上を占めるため、関西大学とは傾向が全く異なるからです。

となると、当然対策が大幅に変わるので、関西大学と近畿大学の両方が共倒れになってしまうことも考えられます。

 

ということでハッキリ言います。

関西大学の併願校としての近畿大学は客観的にはおすすめしません

 

となると、出願先は上から関大と龍谷になります。

しかしここで一旦よく考えましょう。

 

「関大に落ちたら龍谷でいいのか?」

 

大学選びの基準については人それぞれです。

とはいえ、関西大学を目指していて、落ちたら龍谷というのは納得できるでしょうか?

その納得がいくかいかないかギリギリのラインにあるのが龍谷大学だ、という人は割とたくさんいるのではないでしょうか。

 

となると、当然ブランド力というか、大学の名前のところも気になるので、じゃあやっぱり近畿大学は受けておこうか、となるのが自然な流れでしょう。

 

ただ近大も最近上がってきてますし、龍谷も舐めると落ちるので、安全志向が強いのであれば摂南大学あたりや、大阪経済大学なども受験するといいでしょう。

 

となると、そこまで下がるのもさすがに違う、となりますよね。笑

ではあれば、やはり関大と龍谷のみに絞り、関大に必ず合格できるようにするのが最も理にかなっていると考えます。

 

結論、関西大学に対する併願や滑り止めとしては近畿大学をおすすめできないが、とは言っても感情的なところを踏まえれば受験校のひとつに入れざるを得ない人もいる。

とはいえさらに下の安全校を受けるのも違うので、関西大学と龍谷大学だけに絞るのが結局はオススメとなります。

 

ま、関西大学に合格したいのであれば、近畿大学程度の文法くらいできて欲しいというのが本音ですが。

 

そうは言っても、得意不得意は人それぞれですので、最終的には過去問を解いてみてから決めてほしいと思います。

自分で解くという材料や根拠も無しに、なんとなく併願校を決めるのは危険ですので気をつけましょう。

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3.関西大学におすすめの教材

関西大学の傾向に合わせた勉強をしよう

関西大学の問題は、難易度が非常に高いということはなく、標準的です。

また、試験時間に対して問題寮が多すぎるということもありません。

 

しかし、初めて関西大学の問題を解く場合、多少面食らう人もいるかもしれません。

例えば国語では「傍線部」がありません。

これまで、傍線部に行き着いたら設問を見て解いていた人は、その手法が使えません。

問題自体はさほど難しくはありませんが、そうした大学独自の出題形式に戸惑ってしまうことのないように、なるべく早い時期から関西大学の過去問に触れることが重要です。

 

その中でも、「世界一わかりやすい」シリーズは非常に良い教材です。

過去問に触れられるだけでなく、「赤本」よりも具体的に対策が記載されています。

存在自体を知らなかったという人もたくさんいますので、志望校のものくらいは一冊「黄色本」があるといいと思います。

4.まとめ

第一志望校は決まったのに、併願校や滑り止め校が決まらない人はたくさんいるでしょう。

しかし、併願校選びに失敗すると、第一志望どころか併願校にも不合格となり、結果として望んでいなかった大学にしか受からないことや、場合によっては全落ちになってしまうこともあります。

 

今回は関西大学の併願校や滑り止めとしておすすめの大学をご紹介しました。

関西大学の併願におすすめなのは、問題傾向から判断すれば龍谷大学です。

 

しかし受験校を決めるうえでは、問題の傾向が似通っているからという理由だけでなく、大学への通学のしやすさや大学のイメージなど、たくさんの要因が根拠となるはずです。

 

一番大事なのは、決めるうえでの判断材料がひとつでも多いことです。

できれば候補となる大学の過去問をそれぞれ自分で解いてみるべきですし、実際に大学に足を運んだり、その大学の在校生や卒業生からも話を聞いたりしてみてほしいです。

 

そうすることで判断材料が増え、「あなたにとって」最適な受験校選びができることでしょう。

 

今回の記事があなたの受験が上手くいく手助けになれれば幸いです。