髭メガネ先生です。
大学受験に悩む受験生のご相談に乗っています。
- 共通テストまで残り1か月ほどとなりました。
- 残りの期間はどのような勉強をしたらいいですか?
- 共通テストの難易度は教科書レベル
- 難しい問題ではなく、基礎~標準レベルの問題をいかに落とさないかが勝負のカギ!
- 各科目、基礎の徹底的な見直しを!
- 共通テストまで残り1か月でやるべきなのは、「コスパの良い科目」
- 共テまでの1か月で苦手をつぶせば10点はすぐ上がる!
- インプットだけではなくアウトプットも!
- 共テ対策はしっかりとやろう!
1.はじめに
多くの受験生、特に国公立大学志望者は、共通テストが一発目の試験本番になるのではないでしょうか。
大学入試における初めての試験、緊張しますよね・・・。
また、本番に向けて残りの1か月をどのような勉強をしたらいいのかも気になるところです。
これまでと同じような勉強でいいのか、それとも直前期ということで、何か特別な勉強をしたほうがいいのか、悩みますよね。
そこで今回は、共通テスト1か月前にやるべき勉強法をご紹介します!
最後の1か月をしっかり追い込んで、一緒に志望校に合格しましょう^^
2.共通テスト1か月前にやるべき勉強法は?
2-1.基礎の見直しが最優先!
共通テストで出題されるのは教科書レベルの難易度が主となります。
そのため、教科書レベル=基礎基本さえしっかりできていれば、70%程度の得点率は十分に取れるはずです。
例えば英語であれば、単語・文法はしっかりと見直ししましょう。
共通テストの英語リーディングは時間が足りなくなることが多いです。
読むのに時間がかかるのは、単純な単語・文法が固まっておらず、返り読みをしているからではないでしょうか?
であれば、単語・文法の見直しをするだけでも点数が上がる可能性は十分にあります。
その他社会科目にしろ、理系科目にしろ、難しい問題や複雑な発想を必要とする問題は一旦脇に置いておいて構いません。
そういう知識よりもむしろ、よくある問題や、よく出る公式の見直しに時間を充ててください。
基礎~標準レベルの問題をきっちりと正答できれば、70%には乗ってきます。
このレベルを落とすから、得点が伸び悩むのです。
共通テストまで残り1か月なのですから、なおさら難しい問題に取り組むよりも、基礎基本を見直して、足元を盤石にして本番に臨むのがセオリーです。
2-2.コスパの良い科目に重点を置こう
共通テストの演習で、いま何割くらいの得点率でしょうか?
志望校のボーダーに届いているでしょうか?
あと何点必要でしょうか?
各科目の得点率を書きだしたとき、残りの1か月で点数が上がりそうな科目に重点を置いて勉強しましょう。
では、共通テストまでの残り1か月で点数が上がりそうな科目とはなんでしょうか?
文系であれば社会科目と理科基礎。
理系であれば古文・漢文と社会科目です。
これらの科目は、基本的には暗記となります。
また、主要科目と比べるとまだ詰めきることができていないことが多い科目でもあります。
そのため、共通テストまで残り1か月で、英語の70%を80%にするよりも、例えば倫理政治経済の70%を80%にするほうが楽ですし、生物基礎の6割を85%にするほうが可能性が高いです。
残り1か月という期限を考えたとき、現実的にどうすれば数十点をかき集められるかを考えて日々の勉強計画に取り組みましょう。
2-3.苦手な分野をつぶそう
共通テストまでの残り1か月は、苦手な分野をつぶす最後のチャンスです。
例えば数学で数列が苦手なのであれば、共通テストまでの残り1か月でしっかりと取り組むことで、10点ほどは点数が上がるのではないでしょうか。
日本史・世界史の文化史が苦手なのであれば、1か月集中的に取り組むことで、それこそ10点ほど点数が上がるのではないでしょうか。
共通テストまでの残り1か月は、喉から手が出るほど欲しい数十点をどこからかき集めるのか考える期間です。
特に現役生であれば、まだ詰め切れていない範囲や分野も少なからずあるはずです。
それを集中的に取り組んで、1点でも多く取れるようにしましょう。
2-4.演習を繰り返そう
共通テストまでの残り1か月で、基礎の見直しや苦手範囲の克服をしてほしいことはここまででお伝えした通りです。
では、どのように勉強したらいいでしょうか?
勉強というと、とにかく内容を覚えようとする人がたくさんいます。
いわゆるインプットですね。
しかし、共通テストまでの残り期間が1か月であれば、インプットだけでなくアウトプットにも時間をかけましょう。
特に、問題演習には時間をかけてほしいです。
たくさん覚えたけれども、いざ問題を解いてみると正答できない問題がいくつかあるはずです。
それは、覚えた「つもり」になっていたものかもしれません。
覚えた内容と、違う角度から出題されたのかもしれません。
問題とたくさん出会うことで、ひとつの事柄に対して多角的に考えることとなります。
アウトプットのメリットはまさにここです。
問題演習に取り組むことでひとつの参考書や教材からの知識以上のものを手に入れられますのでぜひやりましょう。
2-5.対策系の参考書も見てみよう
共通テストまでの残り1か月でできることの最後に、共通テスト対策の参考書を見ることが挙げられます。
直前期に参考書を足すのはタブー視されることがありますが、対策系のものは例外だと個人的には考えています。
いわゆる「テクニック」系のものですね。
「時間があと数分あったら・・・」などのように、共通テストは試験時間に対する量が多いとされています。
あと数分を捻りだせるのであれば、何かにすがりたい人もいるでしょう。
そういうテクニックを最後の武器として手に入れられる可能性があるので、もしやるのであれば、共通テストの対策系の教材に取り組むといいでしょう。
- 共テで問われる難易度は教科書レベルがほとんど。
- 残り1か月は難しい問題よりも基礎基本の見直しをするのがセオリー。
- コスパの良い科目に重点を置こう。
- 苦手な範囲をつぶそう
- インプットだけでなくアウトプットしよう。
- 対策系の参考書もやってみよう。テクニックが手に入るかも。
3.共通テスト対策におすすめの教材
3-1.「きめる!共通テスト」シリーズ
「きめる!共通テスト」シリーズは、まさに共通テスト向けの対策教材です。
どの科目も1冊にまとまっているため、共通テストのみの科目については「きめる!共通テスト」で挑む人もいるでしょう。
3-2.「面白いほど」シリーズ
同じく1冊にまとまっているため、共通テストのみの科目の対策には使い勝手が良いですね。
3-3.共通テスト実践問題集
共通テストに向けてアウトプットをしていくための教材もつかいましょう。
基本的には各大手予備校が出版している、実践問題集に取り組む人が多いです。
どれをやるのか悩む人は、河合塾の黒本に取り組んでおけば無難です。
↓詳しくはこちらの記事を参考に↓
3-4.共通テストパック
人によっては、共通テストのパックに取り組む人もいるでしょう。
こちらも河合塾・駿台・Z会など、各大手予備校が販売しています。
すべてのパックを取り組む必要はありません。
どれをやるか悩むのであれば、やはり河合塾の「桃パック」をやっておくのが難易度としても無難かと思います。
↓↓詳しくはこちらの記事を参考に↓↓
4.まとめ
共通テストまであと1か月ほど。
どうにかして志望校に合格するためにも、1点でも多く稼ぎたいところです。
限られた時間で取り組むのですから、効率よく勉強したいですよね。
・基礎の見直し
・コスパの良い科目に重点を置く
・苦手科目を克服
・アウトプット
・共通テスト対策
など、残りの1か月でやるべき勉強はいくつかあります。
最後の最後、しっかりあがいた先に合格はあるはずです。
頑張ってやりきってくださいね^^
今回の記事があなたの受験が上手くいく手助けになれれば幸いです。